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残り香が漂って。

 しまった、最近ROのことまったくといっていいほど書いてない。いや、記事自体最近書いてなかったのだけど。

 この間の学園祭で、珈琲カップを買いました。学生たちが一人3品ずつ持ち寄って、それに値段つけてバザーとして販売するものでして、しれっと珈琲カップを2セットと、感じがよかったボディ用のタオルを一つ購入。2セットって何だよと、買った後思ったのは内緒です。でもこの三つ合わせて400円なんだぜ。半額後の値引き交渉って素敵。

 小さい6つ入りのセットが一つと、そこそこの大きさの白と黒の二つのカップがセットになってるのが一つ。6つ入りのほうは、卒業して家を出た後来客用にでもしようと思って、白と黒のカップを今交互に使ってます。一緒に使う相手なんていないので二つとも俺のものです。泣いてない。

 体のことを考えて、一時的にやめていた珈琲もこれにて解禁。
 久々に煎れて飲んでいたら、ふわりと感じる香りにふと中学時代の塾を思い出してしまい。

 あの頃は皆好き勝手な時間に行って、授業のない日は職員室(というほど大掛かりなものでもない)にたむろってほかの学年の授業を行っている先生を待ちながら、あーだこーだ雑談しながら勉強なんてしてました。一応真面目に勉強もしてました。主に俺は教える係りなので、たまに行く気がない日でも呼び出されたりしてましたが。

 そんな中、そこに置かれてあった珈琲メイカーで珈琲をつくるのが俺の日課になってました。だって俺以外が煎れると水の分量間違えるし粉の分量間違えるし、酷いやつは濾紙すらしかずにいきなり粉ぶち込むしでもう大変。必然的に当時はほぼ毎日飲んでた俺にお鉢が回ってくることに。
 五人も六人もの珈琲を一気にいれるとなるとそれなりに量とかも結構必要で、カップを運んだりするときは昔馴染みが手伝ってくれてたりしました。
 砂糖もミルクも安物で、珈琲の粉も当然安物だったけど。

 久しぶりに飲んだ珈琲は、そんな残り香が少し香った気がしました。


 ……いや、別に案の定小説が書けないからといって、空になった珈琲カップを眺めながら無理やりちょっと叙情的に書いたわけじゃないですよ?
 今回は、書けるところまで、楽しんで書こう。せっかくチャンスをもらえたんだから、チャンスをくれた人を悲しませないよう、できるだけ、楽しく。少しだけ素直に。
by Akira_Ikuya | 2008-11-07 02:16 | リアル


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