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波は荒れるばかり、はい残念!

 やったー、授業終わったー、学校終わったー、さー帰るぞーとやっていた一幕にて。

 現在俺たちは卒業間近ということもあり、授業のほぼ全時間帯を使って卒業研究に取り組んでいます。俺たちは何かVB使ってひとつのシステム作ってます。何かもう言わなくてもわかると思いますが俺リーダーです。メンバーの仕事全部管理してます。めんどくせぇ。いつものグループ+一人なので、その一人にさえ気をつけてれば後は基本的に言うこと聞いてるので助かってはいますが。

 そんなこんなで。今日は特に居残り作業もないし帰るかーって帰り支度してたんです。してたんです。そして廊下に出たところで背後から声。

担当教官「晶君晶君」

 それぞれのグループには、一人担当で教官が一人ついてくれます。で、うちらのグループには、生徒会の顧問の先生がつくことに。おかげで話はスムーズです。大体言葉少なで伝わります。
 なのでこのとき、ものすげー嫌な予感してたんです。

「……なんでしょー?」
「今日午前中言われた資料取り寄せの件だけどね」
「うん、今度授業中の暇なとき、どっか本屋に見に行っていいですか?」
「うん、その件なんだけどね?」

 あれ、先生。何でそこで一度区切るんでしょうか?

「何かいやな予感しかしないんですが」
「この辺の本屋だと、やっぱりそういう専門書置いてなくてね。晶君もお昼から本屋回ってきたんでしょ?」
「ええ、ものの見事に何も置いてませんでしたね。っていうか、まさか」
「そのまさか。どうせだから小倉までいってくれない?」
「……やっぱり?」
「晶君も、ちゃんとしたの買うなら小倉まで出ないとって思ってたでしょ?」

 どうせこの辺田舎ですもの。どうせ置いてませんもの。

「あ、はい。そりゃそーですけど。え、まって、ガチで?」
「うん、ほんと。でも、流石に小倉までの移動時間は授業中じゃ許可できないから、放課後お願いね」
「え、ちょっとまって、何で授業中だめなんですか」
「だって軽く5時間ぐらいかかるでしょ、往復と内容見てたら」
「・・・あー、で。今からいけと?
「本の内容選ぶためには一番詳しくないと選べないしね。それにもう日数もあまりないし、早いにこしたことはないでしょ」
「わかりました、じゃあいってきます。電車賃は請求していいんですよね?」
「え、車でいかないの?」
「いけませんよ!」

 もうほんと、内心「はい残念!」。
 てことで、学校終わってから家に帰って準備して電車揺られて小倉いって、本屋数件はしごして参考書の目星つけて帰ってきました。無駄に疲れた。俺の独断で本買ってもよかったけど、どうせなら全員の希望聞きたいと思って何も買ってないから更に疲労感が!
 くそ、明日絶対に電車賃請求してやるー!
by akira_ikuya | 2009-01-20 22:41 | リアル


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