Scene10裏話。

 書くことがないのをごまかすかのごとく、Scene10の裏話でございます。例のごとくネタばれイヤンな人や、まだ未読な方はご遠慮くださいませ。



Scene10 - 「マーガレッタ=ソリンの溜息。」
初出【マガレ様が】生体研究所萌えスレ5階【みてる】>>245

■スレ投下時の心境。
 正直な話、俺は萌えというのを書くのが苦手なのです。そんなわけで、話の骨組みにはなかったけど、急遽萌えの練習がてらに書いてみた「生体8.5」のお話。ぶっちゃけ、狙いすぎたせいでこてこてになった挙句、何か同じようなことをループループで書いてる俺本人がわけわからんという最悪な展開に嵌りかけたという。文章にキレがなく、ただ物凄く冗長した文章だったなと反省。
 書いてみたかったのは、ツンになりきれないセシルと、全然スポットを当てられてなかったマーガレッタの二つ。エレメスは今回は完全にサブに回ってもらいました。いや、サブになりきれたかどーかはわかんないけど。
 特に何もなく書いたインターバルなので、そこまで詳しく書けることも実はなかったり。マーガレッタに視点を当てて書いたので、タダ暴走するだけの彼女だけじゃないっていうのが伝われば満足です。

■伏線についてのあれこれ。
 ここには伏線というか、エレメスがセシル・マーガレッタ両名に向けた思慕を隠していました。スレとかではエレメス→マーガレッタといった直結ござるとお姫様、みたいな感じがデフォルトにされているんですが、俺はちょっと違う解釈を。違う解釈というか、ソレに対する補強みたいな。
 LPの基本設定として、エレメス一人だけのループというのが大前提にあるので、エレメスは元々誰にも連に恋愛感情を抱かないんですよ(ただし、1stセシルを除く)。除く、っていうか、今も昔も1stセシルだけ、みたいな。
 だからといって、全員に無愛想にしていたらセシルとの約束である「笑っていて」を達成できなくなってしまうので、道化役としてどうすればいいか、という考えの末、彼が思い至った結論は「女に惚れこんでいるバカ」な役回りといったわけです。これなら、何をやっていてもへらへら笑っていればいいし、現在のセシル相手に現を抜かさなくてもいいということになるわけですし。
 で、女、といっても、カトリーヌ、マーガレッタ、セシルと三名いるわけですが、セシルは言わずもがなNG。下手なことすると何が起こるかわかりませんし。ここでカトリーヌ、マーガレッタの二択となったわけですが、カトリーヌはエレメスが言い寄ればそのままコクンと頷いてしまいそうなんですよね。っていうか、よっぽど嫌じゃないなら頷く、というか。ただし、受け入れた後に何か粗相があれば絶対零度のまなざし、みたいな。俺の持ってるカトリーヌ像はそんな感じです。
 そんなカトリーヌ相手にふざけまわれるわけにもいかない、と考えたエレメスは、最後の一人マーガレッタへと矛先を向けたわけです。幸い、マーガレッタもエレメスがふざけてやっていると悟れるだけの腹黒さ(?)は持っているので、つれなくあしらっている毎日ですが、「どうしてここの男たちは須らくへたれなんだろう」という心情通り、「バカな振りをしているから」彼女は振り向かないわけです。そんなわけで、エレメスはセシルをマーガレッタのところへ運んでいったし、マーガレッタも「何で自分の部屋に連れ込まないのかこのへたれ」と心中で思うわけでございました。
 正直な話、LPの設定がないのならエレメス×マーガレッタも十分アリとは思うのですけど。二人とも二面性だし。
 と、まぁ。伏線っていうか設定っていうか、そういう感じのをこっそり込めたお話でした。

■再掲載に当たって。
 少し文章推敲したぐらい、かな。強いて言うなら、最後のほうのセシルの表現を意図的にいじったぐらいです。あと、インターバルとして付け加えるのもどうかと思ったので晴れて正規話入りしました。題名はそのままため息。エレメスに対して今はまだ恋愛のれの字もないけど、何となく男面子どもが情けないなぁというマーガレッタのため息をこめてのお話でした。セイレン→ロリコン・シスコン、ハワード→ガチホモ、エレメス→おちゃらけじゃ確かにため息もでるよなぁ……。

■メモ帳
 何もありません。
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by Akira_Ikuya | 2006-11-08 13:35 | 二次創作


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