Scene5裏話

 ブログ掲載のScene5に関する裏話です。Scene1-15、Epilogue1,2と通してのネタバレなども含みますので気にしない方だけ進んでください。



Scene5 - 「セシルとトリス。」
初出:【ハワード】生体研究所萌えスレ4階【出張します】>>761

■スレ投下時の心境。
 というわけで、予想外に増えてしまった五話後編のシーン。スレでは前編と後編合わせて生体5だったのに。
 このパートの最大の狙いは、2Fの皆に対する焦点の当て方。それぞれがどんな役割で、どんな印象を育弥が抱いているのかを知ってもらいたかったというのが一つ。あともう一つが、トリスというセシルと対極に立つキャラクターを吸えることで、セシルの今後の方向性を明確に示したかった点。
 セシルみたいな子は、自分ひとりでは恋愛云々について気づきにくい性格だと思っています。他人がいて、そしてそれを鏡に自分の心を映し出す、みたいな。早い話が不器用。自分で自分に対して答えを出せないタイプ。
 そのためにトリスを出してー……とやったはいいけれど、住民の方々はここまで汲んでくれたかどうかはわからないんですがっ。

■伏線についてのあれこれ。
 怖いのを抑え込みながらもトリスが必死にセシルと向き合ったり、アルマがそんなトリスを助けるためにセニアを味方につけたり色々してる裏に、実は大きな伏線を隠していました。カヴァクとのやり取りのシーンです。
 生体3(Scene2)で「一人っ子」と言ったことに対する伏線回収でもあるんですが、これからまた伏線に繋がるパターン。Scene2で見せた綻びが更に大きくなる、という印象を持たせてじわじわと書いていこうかと。このときに「一人っ子」という記憶は、「カヴァクという弟と姉弟」という外部メモリーに強制的に上塗りされてしまいます。
 ジジジという脳内ノイズ。自分的にはF○teの魔術回路ぶっ壊れたときのあの音的なイメージです(わかりづらい)。

 後ちょっと蛇足。アルマがセニアに耳打ちした内容ですが、早い話が「トリスがブラコンでエレメスちょーラブだからセシルおねーちゃんと競い合ってるんだよー」みたいな内容を耳打ち。同じくブラコンのセニアは、それに感銘を覚えてセシルに対してああいったわけです。同じ境遇であるトリスに味方したというべきか。いじらしさ万歳。
 それでもやっぱり年上相手に虚勢張るのは怖かったわけで。閧上げて部屋を出たトリスの手は震え、それでも自分の想いを人に向かってあそこまで言い張れるトリスを羨ましがるセニアたんでありました。
 気づこうぜ、エレメス。

■再掲載に当たって。
 どうせ文字数規定くらって別シーンとして書くならあれこれ付け加えてやれってことで、色々描写付け加え。ジジジの部分を数行に渡って書いたりとか。ああやってまとめて書くより、ノイズ音を数行挟んだほうがエフェクトは出るものですし。
 ついでに、イレンドの使い方をちょっと変更。ここらへんですっかり苦労役という香を滲ませていましたが、やはりコレ以降はさっぱり出る幕もなくLPは幕を閉じてしまうのでありました。
 いつかこの話の裏幕をインタバールで書きたいと思ったけど、結局お蔵入りしそうです。まぁ、耳打ち内容とかその後の行動とかを書く予定だったんですがっ。ああ、最近トリスが可愛すぎて仕方ない。
 あと、これ書いてるとき、トリス=霧、アルマ=美希の気分で書いてました。特に「ねー?」とか。C†Cの影響すごす。

■メモ帳(原文まま)
     セシル目撃
       ↓
2Fにいく→カードリッターを通す→警報なる
                       ↓
  カヴァクと会話←誤解←侵入者と間違われる
    ↓
 セシル違和感

 基本的に流れ図を書くことが多いためこんな感じに書いてました(メモ帳見ながら)。この時点ではタッチパネルじゃなくてカードリッターだったみたいですね。4Fにいくときはエレメスから奪い取っていく設定だったのかしら。
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by Akira_Ikuya | 2006-09-26 13:12 | 二次創作


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