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Scene4裏話

 ブログ掲載のScene4に関する裏話です。Scene1-15、Epilogue1,2と通してのネタバレなども含みますので気にしない方だけ進んでください。




Scene4 - 「エレメス=ガイルの憂鬱。」
初出:【ハワード】生体研究所萌えスレ4階【出張します】>>761

■スレ投下時の心境。
 生体萌えスレに投下した「生体5」のお話……のはずだったんだけど。何か文字容量多いとかで前後分けることに。そんなわけで生体5の前半部。
 これを書いてるとき、2階から3階に下りるだけだったら、別に誰でもできるよなー……ということで生まれたのがあの螺旋階段とタッチパネル。レッケンベルの文明があればこういうのもできるんじゃないかな、みたいな完全オリジナル設定です。まぁ、「降りてはいけない」という制約を脳内プロパティとして植えつけてもよかったんですが、それだとセシルが2階に降りれないなってことでこういう設定にしました。
 そしてVSセニア。まぁ、よくある気がついたら味方でした的なオチ。一応エレメスとセニアたちの間の強さの比較を示す予定で描写。子ども扱いされるセニア。しかしその後やってくるアルマ&トリスペアにぼっこぼこ。カヴァクの矢の意味は次のSceneで明らかに。

■伏線についてのあれこれ。
 ここで最大の伏線は、「セシルがエレメスの手の動きを盗んだこと」。セシルの視力・動体視力は弓手の鷹の目とかのおかげでかなりいいはずなんです。後に4Fに忍び込む際にエレメスが知ってるコード(マスターキー)は必須になるだろうな、と。正直、伏線という伏線はこれぐらい。次の話は伏線の宝庫だったんですが。
 あ、一応もう一つ。タッチパネルでパスワード入力したのに警報がなった理由は、セシル・エレメスの後ろから尾行してたスナが彼らの後ろで一緒に通ったから。前のSceneの流れ図で示すと、

 スナが研究所に忍び込む→セニアたちを振り切り3Fに→クレイモアどかーん→クロークで螺旋階段に逃げる

 ここまでが前Scene。そして、

 隠れているとエレメス・セシルが通過→自分もついていく→パスワード解除→スナも隠れたまま通る

 という風になったわけです。そしてセニアとエレメスが戦ってる間にスナはクロークのままこそこそと逃げ帰っていったわけでございます。

■再掲載に当たって。
 まず文字数超過に一番驚いた。このサイズで駄目だとしたら、後半絶対に文字数溢れるという危惧が。まぁ、その危惧も現実のものになっちゃったけども。やっぱり1記事に2Scene詰め込むのは無理があったかとちょっと痛感。
 それならそれで、ということでちょっと戦闘描写書き換え。何かやっぱりまだぎこちなさが抜けてなかった感じがありましたから。アルマ・トリスが突撃してくるシーンをもうちょっと滑らかに書きたかったのであれこれ付け加えてみました。余計読みづらくなったらすいません。
 題名の意図は、とりあえず何か悲惨な目にあい続けてるエレメスの哀れみをこめて。がんばれ、ござる。

■メモ帳
 Scene5とまとめて記述
by Akira_Ikuya | 2006-09-23 13:14 | 二次創作


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