ブログ掲載のScene1に関する裏話です。Scene1-15、Epilogue1,2と通してのネタバレなども含みますので気にしない方だけ進んでください。
Scene1 -
「それは愉快な日常の一幕。」
初出:【ハワード】生体研究所萌えスレ4階【出張します】 >>195、>>206
■スレ投下時の心境。
生体萌えスレに投下した「生体1」「生体2」の複合話。思えばあの時は物凄く軽い気持ちで書き始めてましたね。文章とかもほとんど推敲せずにぽーんと投げっぱなし。見直したときはあまりの稚拙さに身悶えしました。
何でかといいますと。1を出したときは、とりあえずこういうのが書きたいな、っていう甘い気持ちだったため、最後まで書くかは正直微妙な心境でした。一応ストーリーの骨組みは考えたけど、まぁ、多分途中で打ち切られるだろう、みたいな。
SDを書いてる途中だったためなおさらとも言えましたけど。
だからこの話は伏線少な目。とりあえず「育弥がもっている全キャラクター像」を出し切りたいという感じでした。後半の鍋の話は、これを書いてる最中にちょうどスレで鍋の話があったため急遽取り入れたり。全員の日常を描きたかったから、話名も「それは愉快な日常の一幕。」。スレに投下するときは恥ずかしくて題名とか載せれませんでしたけどね。でも名前付けるの好きだから、せめて自ブログぐらいでは好きにしてやれーってことで題名乗っけることに。
■伏線についてのあれこれ。
意味不明な出だし→最後にもう一度リピート、というのは割りと王道的な手法ですが、王道的なだけに俺も大好きなものでして。最後まで書くかどーかわからないのに、よくもまぁこんな大博打打てたものだな俺、みたいな。
ここで出てきたリストバンドの描写。この話全体に通じる「形見」としてのキーアイテムだったんですが、スナイパってリストバンドないんですよね、そういえば。ハンタの袖口についてるあんな感じのをイメージして書いてました。大部分の型が想像描写に困ったんじゃないかなぁ、なんて後々思い返してみたり。友達に突っ込まれたんですが、「え、アレって囚人の腕輪じゃなかったの?」とのこと。ああなるほど、そういう考えもありだなぁ、などと微妙にミスリードさせてしまったようです。
■再掲載に当たって。
全話書き終えて、やっぱりどうしても生体1~4ぐらいまでの描写が甘いと感じたため、できるだけ骨組みは残して再構築。某人に「もっと文章に山をつけてみて」といわれたことを意識しながら書いてみたんですが、やっぱりどうにも山なしオチなし、みたいなノリに。難しいすね、やっぱり。精進しないと。
話の骨組みは変えるわけにゃいかんので、書いてる自分で少し納得できない部分があったけどれっつごーで邁進。あと、全部書き終えて気づいたんですが、
生体研究所って上に伸びるんじゃなくて地下でしたね、そういえば。気づいたのがエピローグ書いてる最中だったという大間抜け。生体3Fにいったことない初心者の匂いがぷんぷんしますね、ほんとすいません_| ̄|○
けど、ここでいきなり実は地下でしたー、とかやっちゃうと、「周りの壁」とか「夕焼け」とか「螺旋階段」とかいうキーワードが者の見事に討ち死にしてしまうので、すいません、独自設定といことでここの研究所は上方向へ伸びると思ってください_| ̄|○
多分多くの人がここで首かしげたんじゃないかな、とか心配したり。ああああああ_| ̄|○
■メモ帳
残っていません。